平成25年1月27日に東京都接骨師会館にて、三会合同研究会が開催されました。特別講師には東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 関節機能再建分野の望月智之先生をお招きし、「肩関節治療の最先端保存療法から手術療法まで」についてご講演していただき、今回は望月先生のご厚意でレントゲン、MRI、3DCT、術中写真など新しいスライドを多くご用意いただき、普段我々が見ることが出来ない貴重なスライドを見せていただきました。我々も現状に満足することなく、新しいことを学び、既存の技術を更に向上させていかなければいけないと考えさせられる講演でありました。
東京柔専同窓会研究会からは滝沢有貴 会員が「投球障害肩のアスレティックリハビリテーション」の発表を行いました。滝沢会員は、選手が訴えている疼痛部位と病態部位が一致しないこともあるため、「どこが」痛んでいるのか(病態評価)と「なんで」痛んだのか(機能評価)を注視して治療することが大切であると考察しており、日頃からの「どこが」「なんで」ということを常に考えながら、治療をしていかなければと、再確認させられた発表でありました。