今回は特別講演において「成長期の野球肘 診断と治療」と題して、いわゆる野球肘とは何なのか、離断性骨軟骨炎の病態はどんなものなのか、その治療法はどのようなものがあるのかを、東京厚生年金病院整形外科部長である柏口新二先生をお招きしご講演頂きました。
少年期の肘の外傷は子供の将来に大きく影響するため、治療もただの野球肘と考えず細かく把握し、その子供に合った治療法を選択することが重要であると再認識させられる講演でありました。
会員発表につきましては54期生檜山慈先生より「橈骨近位端部骨折の機能的固定」について、54期川田卓也先生より「野球肘について」講演していただき、盛況のうちに終了させていただくことができました。